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MESSAGE

人材育成部長
メッセージ

人材育成部長

石川 宏輔

※所属部署名は取材当時のものです

自らキャリアを描き、
自律的に成長する
一人ひとりの意欲を支えていく。

自らの可能性に伸び伸びと
チャレンジしていく人材に伴走する

私は他社でシステム開発やサービス企画、人材開発などのキャリアを積み、SOMPOシステムズにキャリア入社しています。これまでの経験もふまえて当社の魅力を考えると、チャレンジしがいのある恵まれた環境があげられると思います。

社会の動きとともに、損害保険ビジネスにも新たな変化が求められています。そのビジネス基盤を最先端で支えるのが、当社が開発するシステムなのです。一方、AIやクラウド、ビッグデータなど、ITそのものも留まることなく進化し続けています。このような刺激的なフィールドで、自らの可能性に伸び伸びとチャレンジしていく人材に、私たちは伴走していきたいと考えています。

具体的にいうならば、高いスキルと専門性を持ち、価値の高いソリューションを開発し、かつ確実に提供できる人材です。また、真に価値あるソリューションを提供するためには、ニーズを的確に理解するなど、顧客の目線に立って考える姿勢も重要。個人的には、妥協せずに自らの意志をしっかりと表現する、少々とがった個性も大切にしたいと思っています。

現状のスキルを可視化し、
将来のキャリアプランに活かす

社員たちの自律的な学びをサポートするために、当社では充実した人材育成制度を用意しています。約半年間に及ぶ新入社員導入研修から、各人のスキルやキャリアプランに応じて主体的に選択できる研修まで、プログラムも多彩。階層別に節目となる研修プログラムを手厚く提供していることも特徴的です。これは、それぞれの階層にあった知識やスキルを身につけると同時に、同世代の仲間との交流による刺激を受けあうことや、仕事に対する意義をとらえ直し主体性を高める内容です。また、技術スキルの幅を広げるきっかけとし、仕事の進め方のヒントや新たな学びにつなげることを目的に、興味あるテーマやトピックについて、社員が集い自由に発表する「オープンフォーラム」という場も設けています。

また、スキルを可視化し、毎年、全社員のスキルチェックを行う取り組みも進めています。そのステップを紹介すると、まず各人が思い描くキャリアプランと現状のスキルとのギャップを可視化。その分析をもとに上長と話し合い、今後どのような学びが必要かを検討し、「マイキャリアプラン」を作成します。そして、その計画に基づいて自律的に学び、仕事での実践で高めていくのです。

自律的なスキルアップを促進する
「スペシャリティ認定」

このように社員たちの自律的なスキルアップを促す、当社ならではの制度が「スペシャリティ認定」です。現在、7つの領域を定め、領域ごとにスペシャリストとしての3つのランクを設けています。認定にあたっては各領域の第一人者がチームに加わり、応募した社員一人ひとりを多面的な視点から丁寧に実施しています。

私は、「スペシャリティ認定」はスキルアップのための目標ばかりでなく、自身のキャリアを棚卸しする貴重な機会になると考えています。今後、会社において、あるいは社会に対してどのようなスペシャリティを発揮していきたいのか、自分のキャリアプランを再認識する機会にしてほしいと思っています。

未来を自ら設計する
「マイキャリアプラン」

社員一人ひとりが描くキャリアプランにおいても、先ほどお話ししたスキルアップと同じような仕組みを整えています。「マイキャリアプラン」と呼ぶ制度であり、1年後あるいは中長期的なキャリアプランなどについて各人が計画書を作成。それをもとに上長と1 on 1でオープンに話しあいます。この仕組みのユニークなところは、異動希望までも記せること。このほか、部門の枠組みを超えて新しい仕事にチャレンジできる「ジョブチャレンジ制度」など、自律的なキャリア形成をサポートする環境を整えています。

当社ではパーパス経営に取り組んでおり、社員一人ひとりが「MYパーパス」を考え、自分の人生や働く意義に向き合うようにしています。先ほどからお話ししているスキルアップもキャリアプランも、ひいてはこの「MYパーパス」に紐づくものなのです。

周りの仲間たちと
協創するマインドも大切

当社が求める人材像のキーワードをあげるなら、「自律」ということになるでしょう。主体的に考えて、行動する。自身の成長を自ら促進できる人です。また、周りの仲間たちと連携して協創するマインドも大切です。システム開発というとPCと向き合ってばかりの仕事と思われがちですが、当社では在宅だろうが出社だろうが働く場所に関係なくそれぞれのワークスタイルを尊重しつつも活発なコミュニケーションで仕事に取り組んでいます。

そして、忘れてならないのはチャレンジングなマインド。当社は現在、改革プランを進めており、従来の常識や枠組みにとらわれない、新たな挑戦に踏み出しています。その担い手となるはつらつとした力をなによりも欲しているのです。

私は、「日々成長」という言葉を大事にしています。昨日できなかったこと、知らなかったことが、明日できるようになる。人材育成に携わっていると、若い世代の社員がめざましいスピードで成長していく姿を目の当たりにします。学生の皆さんは、まさにそんな日々を過ごしているのではないでしょうか。未来の自分に向けて、チャレンジし続ける皆さんと、お会いできる日を楽しみにしています。