INTERVIEW

社員紹介

ITシステム本部 コラボレーションシステムグループ

Eさんネットワーク情報学部出身 / 2011年入社

※所属部署名は取材当時のものです

基盤には、数十億規模の仕事を担うやりがいがある。

若手のうちから自分の裁量で
仕事を任せてもらえた

入社の決め手は、選考過程で社員と話をする機会があり、皆がしっかりとプライドを持って仕事をしていると感じたことと、朗らかな風土が合っていると感じたことです。入社後は、インターネット基盤、主にインターネットゲートウェイとサイバーセキュリティを担当しました。
ユーザー系システム会社の中には自社で基盤構築をしないところもありますが、当社は要件定義からリリースまで一通り経験できる案件も多く、何より扱っている金額も数十億と大きなものになります。グループ会社統合にあたっての大規模プロジェクトや、基幹のサーバー群をクラウドに移行するプロジェクトのネットワーク担当を担うなど、若手のうちからさまざまな案件に携わることができました。2年目で2億ほどの予算も担当していましたし、上司にも「最後はどうにかするからやってみろ」と言っていただき、自分の裁量で働けたことで大きく成長できたと感じています。

たくさんの人たちの
「動いて当たり前」を支える

現在は代理店向けグループウェアや、損保ジャパン社のメール・チャット、社内ポータルなど幅広くグループウェアシステムの開発・保守を手がけています。また、以前に営業店・内勤用端末約27,000台の刷新プロジェクトを専任していた経験を生かし、約46,000台の業務端末のブラウザ更改対応プロジェクトも担当しています。
私たちが担当するシステムは、ユーザーが普段意識することはないかもしれませんが、端末の起動やメールの送受信など「動いて当たり前」のものです。当社は保険会社の業務インフラを支えていますし、問題が起こると大きな影響を及ぼすため、品質の確保と向上が日々求められます。
コスト管理から開発・保守まで一貫して携わるので責任も大きく、中堅になると主担当となることも増え、自分がOKを出せば本番リリースしてしまうプレッシャーもあります。しかし、見逃してはいけないポイントも押さえられているという自信も持てていますし、今まで培ってきた知見が活かせています。

同じことの繰り返しがない環境で新たな挑戦を

基盤担当ならではのやりがいは、予算や規模の大きさの他に、新しい技術を常に追いかけていく必要があるところ。新技術セミナーなどで学ぶ機会も多いですし、覚えなくてはならないこともたくさんあります。また、現地作業が多いため、データセンターやクラウドセンターなどへの出張も多いです。毎日同じことの繰り返しなんてことはありません。
金融機関のシステムは保守的なイメージがあるかもしれませんが、当社の魅力は新しい開発手法やデジタル分野、新技術の検証や導入に積極的にチャレンジしているところだと思います。
そのような中で、今後の抱負はビジネスにより近い立ち位置で業務にあたること。グループとして保険以外の事業を展開していくこともあり、事業会社と密接に関わり、ビジネスを踏まえながら作るようなシステムを担当したいです。こちらから提案もしながら、ユーザーの満足度が高いシステムづくりを心がけていきたいと考えています。