SOMPOシステムズ株式会社

CAREER RECRUITING

ENTRY

予算規模2500億円超の
ビッグプロジェクトを推進

取締役専務執行役員

清水 健Takeshi Shimizu

基幹システムの再構築
「未来革新プロジェクト」の実現へ

数々のプロジェクトを手掛ける当社がいま注力するのは、次世代の損保基幹システムを再構築する『未来革新プロジェクト』です。国内の主要な金融機関に先駆けて、JAVAなどのオープン技術を全面採用しました。予算規模は約2500億円、9年計画で進めているこのプロジェクトには、約1200名(社員約350名、協力会社約850名)もの人員が関わっています。

現在稼働している基幹システムは1980年代に構築されたものであり、今まで改修を重ねてきた結果、システムが複雑化、肥大化してしまっています。そのため、「ビジネス部門のリクエストに対応したシステム開発を行うための調査だけで膨大な時間が掛かる」「データベースに蓄積されたデータをうまく活用できない」「オープン技術による外部システムと容易に接続できず、つなぎシステムを開発する」などといった課題が発生していました。『未来革新プロジェクト』は、この状況を劇的に改善します。基幹システムの構造をまったく新しい無駄のないものにすることで、システムもビジネスもシンプルに、スリムに、そしてスピード感をもったものへと生まれ変わります。

写真:清水 健

改革をやり抜くことで、
お客様に新しい価値を提供する

『未来革新プロジェクト』は、クオリティファーストで絶対につくり上げるということが至上命題です。やり遂げなければ将来の大きな成長はないという覚悟を持って取り組んでいます。それ故に、開発現場に対する理解も大きく、現場の意見を尊重してくれるものづくり環境があります。さらに、当社がシステム企画などの最上流工程から主体的に取り組むプロジェクト体制のため、自らの意志とアイデアで、この大きなプロジェクトを推進していくやりがいもあります。

次世代システムの完成による新しい経営環境では、ビジネス部門は商品や事務を簡素化でき、より便利で快適な商品やサービスを生み出すことが可能になります。「システムの調査・分析期間の大幅圧縮」「コーディングの自動生成」などにより、例えば6ヶ月掛かっていたシステム開発が2ヶ月になるなど、商品開発のサイクルが圧倒的に早くなることで、お客様の満足度を高めることができます。さらには「オンラインによるシステムの更新」「商品構造を定義したルールエンジンの利用によるビジネス部門での新商品に必要な仕様の登録」などを可能にする環境をつくり上げていくことも考えています。

当社が持つ規模で基幹システムのオープン化を実現すれば国内では初となり、社内だけではなくその先にいるお客様に大きな価値を提供できます。日々の暮らしを支える、より大きな安心や安全を生み出していくことができます。それこそが未来を革新することだと信じています。プロジェクトは1年半の準備期間において、プロトタイプの開発などを行い、さまざまな不安要素を洗い出し終え、2016年10月、満を持して本格始動しました。この国内において前例のないシステム開発は、まだまだ緒に就いたばかりです。一緒にプロジェクトを成し遂げていく新しい仲間に、ぜひ出会いたい。心からそう思っています。

※内容はインタビュー当時のものです。

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